2010年12月20日月曜日

大金持ち(cassa grande)

四人でプレイ。
マテルの相当古いカードゲーム。

数字カードを裏向きに5×5の範囲に並べきったら全部表にして点数計算。合計が一番多い人の勝ち。

ルールを聞いただけじゃゲームが成立するのか不安になる。なった。
なので居酒屋で料理が来るまでにワンゲーム遊ばせてもらった。

点数計算は自分から見て左から右へ見た五列なので向かいの人にとっては位が逆だし、左右の人は自分から見て縦ライン。そして起点は決まってないので 誰かが五枚並べたらそこで端が決まる。

右端、或いは左端の決め手を置いたという事は、つまりそのカードは?と推理出来て伏せられたカードが数独やピクロスを解くようにほどけていく。

数字カードだけじゃなくそれ以下は無効となるW,Wのカードも重要。

それがわかってくると途端に悩ましく、他人の一挙一動も意味が見えてくる。

最後の計算が桁多くて大変だけどプレイする事によって見えてくるものが多くて目の覚める思いができたゲームでした。

ピッグテン (pig 10)

Zoch / Ayelet Pnueli作

五人でプレイ。

シンプルなカードゲーム。
数字のカードを順番に出していって合計がピッタリ10になったらそのカード全部もらえます。

オーバーしちゃったら一つ前の手番の人にあげます。

最後に一番カードをたくさんとった人の勝ち。

もちろんそれだけじゃ面白くない。
特殊なカードの出し方が二つ。
現在の合計値と同じカードなら数を上げずにだせます例えば4、5ときて合計が9なら9のカードを出しても場は9のまま。
もう一つは直前のカードと同じカードをだしたら場の数はその値になります。前出の例なら5をだしたら合計値は5に下がります。

そうやって回避はできるけどもそしたら次の人がちょうど良いカードを持っていて得点しちゃうかもしれないのが悩ましいところ。

出せるカードをだしてばかりだと融通の効かない手札ばっかりになるので意外と考える事も必要。

まだまだこんなにシンプルなのに面白いゲームってあるもんなんですね。

2010年12月19日日曜日

ジャジャーン(Tadaaam!)

たしか八人くらいでプレイ。

お絵かきコミュニケーションゲーム。

観音開きのホワイトボードの右半分にお題の"右半分"を描き、隣の人に残りの"左半分"を描いてもらう。

渡す際に自分が描いた絵が見えないように扉を半分閉じて渡します。

で、"ジャジャーン"と開いて描いた二人以外に当ててもらう。
当てた人も当てられた側も得点。


微妙に(1ミリくらい)端っこが見えるのでなんとなく繋がった絵がかける。

描いた本人達にも予測不可能な珍妙な名画が出来上がってゲラゲラ笑えてみんなが楽しめる良いゲームです。たまにお題を勘違いいして捉えてる時もあるけどそれもご愛嬌。("ドンキホーテ"で一人は物語の主人公の、一人は安売り店のドンキのマスコットキャラ描いてた)

記事の絵はなんだと思いますか?
お題のかなり高いレベル(人物)だからそこからして難易度高いと最初に言い訳しておきましょう。ちなみに誰にも当ててもらえ無かった。

答えは"ジョージ・クルーニー"。。。

2010年12月13日月曜日

サフラニート(Safranito)

Zoch / Marco Teubner作

四人でプレイ。

誰よりも早くスパイスを手に入れ調合しちゃえ。
だけど手に入れられるかは投げ銭勝負次第。

組み立てると相当大きなボードが出来上がります。
そこに順番に三つチップ(ポーカーチップを加工したもの)を投げ入れます。

全員投げ入れ終ったら売買タイム。
ボード上のスパイス皿に上手く乗っていれば基本的にそのチップの額面で買えます。複数いた場合はチップの額面が多い順に。安いチップなら安価に買えるけど場合によっては順番がくるまでに品切れになるかも。悩みどころ。

また盤面は滑るのでカーリングのように滑らせたり縁で反射を利用するのも有り。

メンコやおはじきで遊んでいる様な感覚がスゴく楽しい!
アクション的にテクニカルなだけでなく、品薄な人気スパイスの場合はいくらのチップなら他者に勝てるのか、の読みも必要。

意図的な妨害やアクシデントでいつのまにか大騒ぎ。良いですこれ。

2010年12月9日木曜日

アドルングランド(Adlungland)

四人でプレイ。

テーマパークの現場主任(かなんか)になってアトラクションを建設して誰よりも収益をあげよう。

アトラクションは全てカードになっていて、そこにはかかるコスト、得られる収益、性質が書かれている。

カードはアトラクションでもあり建設コストでもある。
コスト支払って建て、収益を得て、周囲のアトラクションと性質チェックしどれかの要素がオーバーしたらペナルティ。混雑するのが集中すれば現金収入が減り、危険なアトラクションばかりになれば保険金がかさみ、高性能なのが集まればメンテ費用が掛かるなど。
カードを並べていくだけなのにそこら辺の仕組みが大変良く表現されてる。どれもなるほど、って納得できる。
全てアイコンで表わされていて言語依存なし。

全員で一つのテーマパークを作っていくのだけど人への直接攻撃がないのも割と好み。平和だ。

大型アトラクションになるとコストに工事中(一回休み)なんての出てくるけど恐れずにドカンと建てちゃう方が良いみたい。ただし収益が周囲の得点×nとかだったりするのでタイミングは慎重に。コストかかり過ぎといって支払いコストに回してばっかりだと終盤の切り札に欠ける。

自分がプレイした時は最後にでっかいの建てられて最下位がトップに躍り出ての終了となった。


アドルング20周年記念作だそうでアトラクションはみんな自社ゲームがモチーフになってる。出来上がっていくテーマパークを眺めてあーだこーだ言うのもまた楽しい。自分は手札睨んでプラン立てるのでいっぱいいっぱいでしたが。

カードだけだけどコンストラクションもののツボは押さえてあって面白かったです。

2010年11月29日月曜日

藪の中

TGF2010にて購入。四人でプレイ。

試遊でルールを教わってから購入したかったけど盛況でムリそうだったから購入してフリープレイ卓でルール読んでプレイ。
説明書は概念的な物を把握してない人が読んでも理解出来るように構成がとても考えられている。印象が普段見ている日本語マニュアルと一味違う。


四人の目撃者(プレイヤー)と三人の容疑者、そして一人の被害者。

目撃者それぞれ見ていたのは一部だけ。

他人の意見に惑わされつつも犯人を指差す。最後に真相が明かされた時、真実を言っていたのは誰か?いい加減なことを言っていたのは?はたまたワザとデタラメを騙って他人を嘘つきに仕立てあげようとした人は?


最初はただ正解を当てようとだけしていたけど正直それじゃこのゲーム進まないです。(ゲームは誰かが嘘つきのレッテルを貼られて手元にチップが一定枚数溜まったら終了)

それが判るとゲームは変わってくる。
目的は真犯人を当てる所にあるんじゃなく、真実と嘘を織り交ぜ他人を落としいれる事。こわいねえ。

容疑者にはそれぞれ番号が振ってあって一番数字の大きいヤツが犯人。ただし三人の中に5が含まれていると逆転して最小値が犯人。
手番では二つの数字を確認できるのでそれに他人の挙動を加えて判断。
手番は一度だけだけど、そこに凝縮された各自の思惑はそうとう深く、悩ましい。

カードも普通の長方形じゃなくこの事件現場のような人型が良いですね。雰囲気作りへのこだわりが感じられます。
普通のカードで安価になるよりこっちがいいw

2010年11月28日日曜日

レミングマフィア

四人でプレイ。

集団自殺で有名なレミングがモチーフ。一番最初に海に飛び込むレミングを当てるのが目的。そのためには色々と仕組んだり。だってマフィアだもの。

盤面のイラストでは賭けているマフィアもレミングだし身投げするのもマフィアのレミング。こいつら一体ナンナンデショウ?

レミングが描かれているダイスを二つ使って進めます。
振って好きな方の色のレミングを一区画先に進めます。一区画先が空いてなければさらに一区画先へ。

これを繰り返し一匹が桟橋から海に飛び込んだら終了。


ただこれは賭けレース。なので賭けます。
投票所のマスではレミングのカードを伏せて投票します。
できるだけ最後の方に一位のレミングを投票したほうが高得点。ただ、あまり後回しにすいると投票するタイミングがこないまま終わる可能性もあるので見極めが大事。

そして桟橋までの道のりは決して平坦ではなく、気を抜くとコンクリ詰めに。三回コンクリ積まれると海に沈められ、ランキングの下位へ。
生きて飛び込むか、コンクリ抱いて沈められるか。(どっちも大差ない気もする)

着順以外にも様々なミッションがあり(コンクリ詰め三匹以上とか赤より青の順位を上にしろとか)、これは各自非公開。他のプレイヤーにばれないよう仕組みましょう。


沈んだレミングの出目は最下位に割り振られるなど後半は遅れているレミングが挽回しやすいようになってます。

中盤に差し掛かる頃からそれぞれの思惑が見えてくるのが結構面白い。自分がプレイした時はだいぶ序盤にボンボンコンクリート詰めにされて沈められていった。。。
そして生き残ったラスト二匹のカードがどちらも手札にある内にゲーム終了。他のプレイヤーは一歩早く投票

プレイ時間も20分程度と短いし、六人まで遊べるのでちょっとした時間調整様などに。

2010年11月24日水曜日

ルアーブル

三人でプレイ。
相当長時間ものだと聞いていたので気合い入れて集合。公称人数×60分。三人でも三時間か。だが六時間近く掛かった!

内容は港で様々な荷を扱い資金や資源を貯めて施設を建て発展させて、最後には写真の様な立派な港街の出来上がり。

最初は少しの資材をやりくりしていくんだけど建物が建ってくるとそれがそのまま行動アクションにもなるのでどんどん幅が広がってくる。
停滞を避けるために一定時間で自動的に建物が建つのも気が利いている。

自分の建物は人も使えるし、使ってもらえば自分の収入にもなる。この建物の建築コストも使用料もキツ過ぎずゆる過ぎずの絶妙なさじ加減。

多分次に遊んだら建物の価値や有用性が変わってくるだろうと思うとワクワクする。

マニュアルの最後には270名ものテストプレイヤーが名を連ねてます。そのマンパワーがヒシヒシと伝わってきますね。

あの建物を建てたい、船を作りたいなど楽しみの目標が多彩なのもいい。ここら辺はボーナンザの上手く畑を回せた時の快感に通じる。

これ良いです。

2010年11月2日火曜日

Victory

四人でプレイ。

アレックスランドルフ作のレースゲーム。1976年発表。珍しいものを遊ばせて頂く機会に恵まれた。

赤と青の目があるダイスを複数振って出た色のラインを走る。ただしダイスには"×"も書かれていて3つ出ると一回休み。エンストって事か。

移動はひと区間づつなんてケチくさい事言わない。遮蔽物が無ければ好きなだけ一直線に進める。

とにかく展開がダイナミック!
写真手前の直線なんて長いけど邪魔さえいなければ一歩(?)で進めちゃう。ピューっと!
青でジグザグに敵車を避けて赤のラインで抜き去るなんて事も。レースと言うよりアニメか映画のカーチェイス。
もしくは忍者?

コースは組み立て式で自由に組み替えられるので、その度に攻略方も変わるだろうし良いですねコレ。
再販してほしー。

2010年10月26日火曜日

ボードゲーム用小物

資源や得点コマの仕分けに何か良いもんないかしらと100円ショップへ。

あった。新宿のキャンドゥで発見。
お弁当のおかずの仕分けに使うシリコンカップ。二個入り。8号と書いてある。
ふにゃふにゃで柔軟性あるけど型は崩れないので折り曲げたりして収納にも融通がきく。深すぎて中が見づらい事もなさそう。

試しにグレンモアの人型コマ(カルカソンヌのと同型)を26個入れた状態が写真の左。まあ大きさも十分でしょう。

2010年9月5日日曜日

モザイクス

四人でプレイ。

ダイスを四つ振って出た目を好きな形に並べて自分の台紙に記入する。
重ならない様に書き足し続け、誰かが全部のマスを埋めたら終了。

同じ図形が五個以上繋がっている塊の数と、それを構成する総マス数を掛けたものが得点。一番点数が高い人が勝ち。

ビンゴの発展形といった感触で、他人への直接的な攻撃はほぼないです。どこにどう置くか、パズルを解くような悩ましい楽しさがあります。

自分のターンではもちろん最適な並びにできるけど、それ以外では何がどうくるかわからないので出来るだけ"待ち"を多くする工夫が必要。
そこら辺は慣れれば上手くなりそう。

トップに倍以上点数差つけられ負けました。
見比べると全く無駄のないマスの使い方で自分はだいぶ空白残して終了してて、しかも4つで終っている箇所もあったり。口惜しい。
きっと次はもっと上手くやれるはず。。。

ちょっとした空き時間、重めのゲームの後の息抜きなどに。

2010年9月4日土曜日

ロボットマスター

クニツィア作。
4人でペア戦。
基本は2人用だけどバリアントで。

順番に一枚ずつ数字カードを置いていき、5×5に置ききったら終了。

得点計算は自分から見て横方向一列を合計する。それを五列。
敵味方と交互に四面に座っているので、対戦相手のそれは自分から見て縦方向に五列。お互いに条件が異なる仕組み。

点数は五枚の合計。同種が一枚なら額面通り、二枚なら額面の10倍、三枚だと固定で100点。

で、勝利条件に一癖あるのがクニツィアっぽい。
点数多ければ勝ち、じゃなく「最低点の列を取った側の負け」。言い換えれば、どうにかして最低点の列を相手に押し付けるゲーム。


だいたい40点取れればその列は安泰。
あとはいかに対戦相手側からみてショボくなるようにするか。
一列一気に仕掛ければ味方の手番は三回くるので手札さえ良ければそれなりの点数稼げる。

最後に自分達側一列丸ごと残っていて、(アホな事に一列存在忘れてた)1を三枚置けたので結果的に逃げ切り勝てた、なんて事も。

場を盤面縦に見たり横に見たりパートナーの思惑を汲み取ったり。0〜5までの数字カードが並んでいくだけなのにそこに様々な思惑や意味がチラついてくる。

六回カードを置けば否応なしに終了するし手軽なのに悩みどころが多くて面白いです。五回続けて遊びました(笑)

カードは絵柄を自分の方に向けて置けば終了時にどこに誰がなにを置いたから負けた、勝ったと話がしやすくていいと思います。

2010年8月2日月曜日

ギャングスター

4人でプレイ。

マフィアの縄張り争いがテーマ。

強さが1〜3のギャングタイルを順番に1枚ずつ置いていきます。

縦か横1列揃ったら得点計算。それぞれの色ごとに合計して1位と2位の差分が1位の人の得点に。

全てのマスが埋まったらゲーム終了。

箱が木箱だったりコンポーネントに銃弾(ゲーム中1回だけ使える。撃たれたタイルは無いものとされる)が入ってたりととてもリッチで雰囲気あります。イラストも全員異なってる。

勢力が大きければ勝ちなんだけども同着1位とだと打ち消しあって共倒れになってしまう。
そうすると2位が繰り上がり漁夫の利を得るなんてコトも。

実際に2大勢力のボスが暗殺され合い、ナンバー2が相殺しあい、結果的に第3勢力がポロっと1点ゲット。なんてシーンがあった。

暗殺、睨み合い、共倒れと、テーマとシステムがとてもマッチしてて、プレイしてるとストーリーが見えてくるのが楽しい。

2010年7月2日金曜日

グレンモア


5人でプレイ。インスト除けば大体公称通り60分。

ボード上の駒を動かして森、川、畑、施設などのタイルを取って自分の場に組み込んで領土を作っていき、上手く機能させて資源を生産、加工して勝利ポイントを得るサイクルを作っていく。

比較的低価格のタイトルなのにやたらコンポーネントが充実している。実際コンパクトながら生産してそれを加工(牛や羊は肉屋で精肉、麦は蒸留所でウイスキーに等)してという構造もしっかりとある。

また資源は市場で売買することもできる。買えば買うほど市場での価値が高くなり、高まったときに売れば儲けられる。市場に溢れている資源は売れないし、無い資源は買えない。というシステムがとてもシンプルに再現されている。

とにかくタイルを取って領土を拡張していけばいいかと言うとそうでもなくて、最後にタイルの数を全員で比べ、最小の人との差分だけ得点がマイナスされてしまう。

コンパクトで効率良い都市計画が基本的には理想。
でも、"特殊な地"の効果を有効に活用すればそのセオリーを打ち破れそうなところがまた楽しい。(自分は出来てませんでしたが)


実際プレイして、ロジックを考えるのが楽しい。手番は駒が一番後ろの人なので欲しいタイルが出たとたんに食いつくといつまでも手番が回ってこないというリスクもある。せっかくいい配置をしても手番が来ないのでは機能しないので稼げない。
タイルを置けるのも一族駒の居る周辺だけなので、人員配置もよく考えとかないと意外と"あれ?ここには置けないぞ?"なんて事もある。
コの字にタイルを配置して最後に真ん中に置いてドカンと収穫、なんて出来るととても気持ちいい。結果として勝てなくてもだw

各自の場はその人だけの物なのでソロプレイ感はだいぶ有りますが、その分ゲーム中に3回ある得点計算タイミングでの照らし合わせが結構楽しかったりもします。

決して軽いゲームじゃないけど90〜120分クラスほどの重さもない、"しっかりゲームで遊んだ"という手応えを得られるいいゲームです。


2010年6月25日金曜日

クーハンデルマスター

クーハンデルに"揃った動物一つを無効"にするねずみ、価値を+250してくれるボーナス動物が加わった物。価格据え置きでイラストが憎たらしくなっている。

価値+250のカードは普通の競りでなく親が数字を10からカウントダウンして早い者勝ちでカードを取り、取った人がその枚数お金を支払うというシステムだった。
間違ってプレイしてしまったが、今回はそのままで続行。

ねずみが有ることにより"保険"用の動物の必要性も発生したりしてより悩ましく


金は一定額が場を移動するだけなので、資金が乏しい時はどうやって他人から調達するかがポイント。

後半決着がつき始めると金が一極集中しだすので出す枚数が多くなると計算が大変に。一回に出す枚数の上限とかなかったでしたっけ?

どういうわけか公称の60分を大きく上回る120分掛かった。


2010年5月20日木曜日

ラングフィンガー

泥棒になって道具を調達し、盗みに入り、売り捌く。四人でプレイ。

ボード上の街(道具の調達)、博物館(盗みに入る目的地)、廃墟(道具
の交換)、港(盗品を売りさばく)の各所に一個ずつ順番に配置し、場所
毎に早く置いた人から実行。

早い物勝ちなので欲しいのがある所は早めに置かないといけない。
しかしお宝を無事手に入れるには適切な道具を手に入れ、盗み出し、売り
さばく、とたくさんの手順が必要。なのでよく考えないと常に一歩出遅れ
て何もかも空振りになってしまいます。(なった)


他の同種のゲームほど各プレイヤーによるプレイスタイルの違いはでませ
んがワーカープレイスメントというスタイルを手軽に楽しめて面白い。

同種だとキングスブルグやストーンエイジが好き。キングスブルグのダイ
スを置いていくシステムとか素晴らしい。
ま、いつも明確なビジョン持たずに行き当たりばったりで遊びますがね。

2010年5月6日木曜日

サイトシーイング


HABAのボードゲーム。
4人でプレイ。

全員が同じバスに乗ってヨーロッパ各国を観光。しかしそれぞれの行き先は別々。
袋から移動タイルを引いて指示通りの動きで目的地を目指す。

1人目は1マス、2人目は2マスとだんだん必須移動量が増える、(移動タイル
が溜まっていく)
もし途中で誰かの目的地を踏んだら溜まったタイルが全部点数としてその人へ。
他のプレイヤーの移動経路から安全ルートを推測していくのが面白い。

移動タイルには星マークがあり、これは目的地まで移動できる。(もちろん途中
で他人の目的地に踏み入れたら点数は横取りされる)
この時はタイルに加えて星型のパーツがもらえる。

この星マークが5つ出たらゲーム終了。タイルと星を積み重ねて一番高い人が勝
ち。

全員の目が常にバスに集中しててとても楽しい。

パッと見た目が日本人にも馴染みのあるすごろく風なのでドイツゲームに慣れて
ない人にも受け入れられやすいんじゃないでしょうか。


2010年4月30日金曜日

ドミニオン:海辺

初プレイ。四人。
拡張第二弾。効果が次ターン以降も続くアクションカードや、コインが追
加。

お金を捨てさせられる海賊が凶悪。
自分以外三人が海賊を行使しまくりでバンバン捨てられた。。。

おかげで中盤になってもカードが10枚そこそこ。半分意地で海賊は
組み込まず。

そんなこんなで海賊達の懐も十分に潤い、ほとぼり冷めたら活動再開。
自然とデッキも圧縮されて、手元のアクションカードは追加カード系が多
かったので少ない資金も毎回のように8以上出て意外と善戦できた。

ドミニオンは組み合わせによってどんな風な荒れ模様になるのかが毎回楽
しみだなあ。

2010年3月16日火曜日

カレイドス

5〜7人でプレイ。
大量に物が描かれた絵を全員で見て、一分以内に指定の頭文字で始まる単
語を見つけて書き出す。
全員で解答を照らし合わせて自分だけが見つけていたら三点、他にもいた
ら一点。

本来はA〜Zのカードを使うけど、マニュアルで薦められてい
たワードバスケット転用でプレイ。

素直な単語はなかなか無い。あっても他の人と被って点数低い。
なのでいかに"そういう風にも見えるね"な単語を思いつくか
がカギ。
その答えが有効か無効かは多数決。

慣れてくると相当アクロバチックな解釈をしだす人が出てくるのでかなり
笑える(答えが却下されてもペナルティ無し)。
なのでダメ元で書いたら意外とOKだったり。

LINQ等と一緒で答え合わせがとても楽しいし、何より簡単。12人ま
で出来るのも嬉しい。
絵に飽きたら「ミッケ!」などの絵本を流用しても良いかも。

2010年2月25日木曜日

クラウド9

五人でプレイ。
気球でチキンレース。
操縦者が指定の色のカードを出せるか推測してムリ!って思ったら飛び降
りる。また自分が操縦者になると降りる事ができないのでそれも考えに入
れる。

もちろん気球が上昇するほど上がれば点数は高くなるけど条件はシビア
に。

"さっきアイツ緑出せなかったから今度もダメか?でもカード補充したし
なあ"
てな具合に軽く読み合いつつも、基本は度胸で。


タイトルの"9"は雲が9つあるから。
ゴンドラが妙に凝った作り。

2010年2月3日水曜日

イチゴリラ

高円寺のボードゲーム専門店すごろくやのオリジナルゲーム。

基本は神経衰弱。そこにいくつかのアイディアが盛り込まれオリジナリ
ティ溢れるゲームになっています。

神経衰弱同様カードをめくる。カードに書いてある数字の枚数(1〜
5)だけ連続してめくったらゲット。

シンプル。ただし各数字はペアでそっくりな絵柄が用意されているの
で"もらった!"と思っても絵柄が違って"あ
れ?!"なんて事も。

記憶ゲームでよく起こる"同じ失敗をつい何度もやっちゃ
う"が起きやすい作りになっています。

それと神経衰弱と違って正解しても連続ではめくれません。勝つためにあ
えて低い点数のは取らないという選択も有り。
取ると選択肢が減り、以降の人が取りやすくなってしまいますからね。上
手く出来てます。

小さい子がいる場合は最初は4や5の大きい数字は外してやってみるのも
良いかもしれません。

2010年2月2日火曜日

ネズミのパティシエ


タイトルにもあるようにネズミのパティシエとなってケーキを作ります。材料のカードを組み合わせ点数を稼ぎ、誰かが30点以上とったらゲーム終了。


手札より一枚出してカードの上部の数字が一番多い人からプレイ。そのカードと引き換えに場の二枚を手札に加えます。

この時点で点数になる組み合わせが出来ていたら点数に変える事が出来ます。特殊効果のある助手が一人に一匹(ハエとかリスとか)付いているのでそれを活かせばより効率よく得点出来たりもします。この助手は1ターン毎にプレイヤ間をシフトしていきます。

あからさまな邪魔もなく平和で(笑)、それでいてどのカードが自分に回ってくるか一喜一憂できて楽しいです。
また、助手はどれがいつ回ってくるのかわかるのでそれを期待して手札を組み立てうまく行った時はとても嬉しい。

自分はできた片っ端から得点にしてたので、再び手札が溜まるまで数ターン耐えるハメになりました。その間に有効な助手を活用できずに流す事もしばしば。

なかなか考えどころが多くて楽しいゲームです。

ハムスターロール

バランスゲーム。

木製の筒の中に仕切り板があり、ここに順番にピースを置いていく。
最初にピースを置ききった人が勝ち。

ピースを置くたびにバランスが変わり少しずつ転がる。そうすると以前置
いたピースが後ろへ後ろへと移動していきずり落ち始める。
枠外に落ちたピースは引き取らないといけない。

見た目にもインパクトがあり、ゲーム進行も場自身が動いてダイナミッ
ク。

入手が難しいのが残念。

2010年1月19日火曜日

NINJA'S UNBOXING 忍者達が箱を開ける

やたらといい動きするで見覚えがあるな、と思ったら「Iron Man vs Bruce Lee」の作者のPatrickBoivinさんの作品でした。



動きのキレとダイナミックさはここでも健在。
そして間違ってないけどなんだか笑ってしまう日本語。
あ、nexus oneのCMですね。

2010年1月8日金曜日

Patrick Boivin

こりゃすごい。どれも既製のアクションフィギュア(改造はしてるのでしょうが)を使用していてストップモーションとは思えない大胆でスピード感あるアクション、カメラワーク。
制作者のPatrick Boivinさんはカナダ在住でアニメーションは独学。

Michael Jackson vs Mr. Bean


Iron Man vs Bruce Lee


Transformers Stop-Motion Bumblebee beats Optimus Prime



Transformers-Jazz with a General problem


一見自宅でフィギュア使ってお手軽に撮ってるように見える(見えない?)作品がとんでもない手間を掛けてるのがわかるメイキング。
Making Of Jazz with a General problem

2010年1月7日木曜日

Frozen

macはリモコンで予告編を呼び出せるようになっていて(たぶんquickTimeのTrailerに繋がってるんでしょう)、たまに観てます。

で、面白そうだったのがこれ、シチュエーション限定ホラーとても言うんでしょうか。若者三人が乗ったリフトが途中で止まり、そのまま日が暮れてしまい寒さや恐怖とと戦うサバイバル。リフトが止まったのが事故なのか故意なのか。
気温の下がり具合がちょっとコミカルな感じさえするこの映画。
オオカミが出てきたり昼のシーンがあったりなかなか展開が読めないところが面白そう。ちょっと期待。さて日本公開は?