2010年12月20日月曜日

大金持ち(cassa grande)

四人でプレイ。
マテルの相当古いカードゲーム。

数字カードを裏向きに5×5の範囲に並べきったら全部表にして点数計算。合計が一番多い人の勝ち。

ルールを聞いただけじゃゲームが成立するのか不安になる。なった。
なので居酒屋で料理が来るまでにワンゲーム遊ばせてもらった。

点数計算は自分から見て左から右へ見た五列なので向かいの人にとっては位が逆だし、左右の人は自分から見て縦ライン。そして起点は決まってないので 誰かが五枚並べたらそこで端が決まる。

右端、或いは左端の決め手を置いたという事は、つまりそのカードは?と推理出来て伏せられたカードが数独やピクロスを解くようにほどけていく。

数字カードだけじゃなくそれ以下は無効となるW,Wのカードも重要。

それがわかってくると途端に悩ましく、他人の一挙一動も意味が見えてくる。

最後の計算が桁多くて大変だけどプレイする事によって見えてくるものが多くて目の覚める思いができたゲームでした。

ピッグテン (pig 10)

Zoch / Ayelet Pnueli作

五人でプレイ。

シンプルなカードゲーム。
数字のカードを順番に出していって合計がピッタリ10になったらそのカード全部もらえます。

オーバーしちゃったら一つ前の手番の人にあげます。

最後に一番カードをたくさんとった人の勝ち。

もちろんそれだけじゃ面白くない。
特殊なカードの出し方が二つ。
現在の合計値と同じカードなら数を上げずにだせます例えば4、5ときて合計が9なら9のカードを出しても場は9のまま。
もう一つは直前のカードと同じカードをだしたら場の数はその値になります。前出の例なら5をだしたら合計値は5に下がります。

そうやって回避はできるけどもそしたら次の人がちょうど良いカードを持っていて得点しちゃうかもしれないのが悩ましいところ。

出せるカードをだしてばかりだと融通の効かない手札ばっかりになるので意外と考える事も必要。

まだまだこんなにシンプルなのに面白いゲームってあるもんなんですね。

2010年12月19日日曜日

ジャジャーン(Tadaaam!)

たしか八人くらいでプレイ。

お絵かきコミュニケーションゲーム。

観音開きのホワイトボードの右半分にお題の"右半分"を描き、隣の人に残りの"左半分"を描いてもらう。

渡す際に自分が描いた絵が見えないように扉を半分閉じて渡します。

で、"ジャジャーン"と開いて描いた二人以外に当ててもらう。
当てた人も当てられた側も得点。


微妙に(1ミリくらい)端っこが見えるのでなんとなく繋がった絵がかける。

描いた本人達にも予測不可能な珍妙な名画が出来上がってゲラゲラ笑えてみんなが楽しめる良いゲームです。たまにお題を勘違いいして捉えてる時もあるけどそれもご愛嬌。("ドンキホーテ"で一人は物語の主人公の、一人は安売り店のドンキのマスコットキャラ描いてた)

記事の絵はなんだと思いますか?
お題のかなり高いレベル(人物)だからそこからして難易度高いと最初に言い訳しておきましょう。ちなみに誰にも当ててもらえ無かった。

答えは"ジョージ・クルーニー"。。。

2010年12月13日月曜日

サフラニート(Safranito)

Zoch / Marco Teubner作

四人でプレイ。

誰よりも早くスパイスを手に入れ調合しちゃえ。
だけど手に入れられるかは投げ銭勝負次第。

組み立てると相当大きなボードが出来上がります。
そこに順番に三つチップ(ポーカーチップを加工したもの)を投げ入れます。

全員投げ入れ終ったら売買タイム。
ボード上のスパイス皿に上手く乗っていれば基本的にそのチップの額面で買えます。複数いた場合はチップの額面が多い順に。安いチップなら安価に買えるけど場合によっては順番がくるまでに品切れになるかも。悩みどころ。

また盤面は滑るのでカーリングのように滑らせたり縁で反射を利用するのも有り。

メンコやおはじきで遊んでいる様な感覚がスゴく楽しい!
アクション的にテクニカルなだけでなく、品薄な人気スパイスの場合はいくらのチップなら他者に勝てるのか、の読みも必要。

意図的な妨害やアクシデントでいつのまにか大騒ぎ。良いですこれ。

2010年12月9日木曜日

アドルングランド(Adlungland)

四人でプレイ。

テーマパークの現場主任(かなんか)になってアトラクションを建設して誰よりも収益をあげよう。

アトラクションは全てカードになっていて、そこにはかかるコスト、得られる収益、性質が書かれている。

カードはアトラクションでもあり建設コストでもある。
コスト支払って建て、収益を得て、周囲のアトラクションと性質チェックしどれかの要素がオーバーしたらペナルティ。混雑するのが集中すれば現金収入が減り、危険なアトラクションばかりになれば保険金がかさみ、高性能なのが集まればメンテ費用が掛かるなど。
カードを並べていくだけなのにそこら辺の仕組みが大変良く表現されてる。どれもなるほど、って納得できる。
全てアイコンで表わされていて言語依存なし。

全員で一つのテーマパークを作っていくのだけど人への直接攻撃がないのも割と好み。平和だ。

大型アトラクションになるとコストに工事中(一回休み)なんての出てくるけど恐れずにドカンと建てちゃう方が良いみたい。ただし収益が周囲の得点×nとかだったりするのでタイミングは慎重に。コストかかり過ぎといって支払いコストに回してばっかりだと終盤の切り札に欠ける。

自分がプレイした時は最後にでっかいの建てられて最下位がトップに躍り出ての終了となった。


アドルング20周年記念作だそうでアトラクションはみんな自社ゲームがモチーフになってる。出来上がっていくテーマパークを眺めてあーだこーだ言うのもまた楽しい。自分は手札睨んでプラン立てるのでいっぱいいっぱいでしたが。

カードだけだけどコンストラクションもののツボは押さえてあって面白かったです。