2009年2月12日木曜日

もっとホイップを!


ちまたで話題の「もっとホイップを!」を5人でプレイ。

ゲームの進行はいたって単純。11ピースからなるホールケーキを親が任意に切り分ける。一人ずつ取ったピース毎に”食べる”か”保存する”を決めていく。最後に切り分けた親がプレイしたら親が隣へ移動してまた切り分ける。これの繰り返し。シンプル。

終わったら点数計算。食べたピースは上に乗ってるクリームの数だ得点。保存した場合、一番ピース数の多い人がケーキに書いてある数字分点数ゲット。同点の場合、全員が満額もらえる。一番点数の多い人が勝ち。

ルールを書くと単純そうだけど、かなり悩ましいこのゲーム。
なにせ切り分けた親は一番最後に取るので自分に都合良い分配してるだけではダメ。人にシビアな選択を強いるように取る順番、ピースの種類の残り枚数、各人の取得状況など考える要素は多数ある。

見た目はとても素晴らしくテーマとシステムの親和性も高い。裏向きに並べたケーキをひっくり返す時の期待感。ケーキを切り分けてる本人も、それを見守る他のプレイヤー側もドキドキする分配タイム(ホントにクリスマスケーキなどの切り分けを待つ子供の様な気持ち)。
ゲームとしてもクリームの数と得点のバランスが絶妙に出来ていて、食べてばかりいてもダメだし、保存で勝てばいいっていう物でもない。
例えば11点のケーキはクリームが3個乗っているので4枚食べればその時点で12点。4枚以上保存していても点数的には食べといた方がマシだった、と言うことになる。
いやあ、ホントに隅々まで楽しい。


ただ、初プレイの時は食べるか保存かの判断基準がよくわからないのでちょっと練習プレイは必要。
ルール以外のそういう勘所の方が難しい気もするけど、それはジワジワ体得していけば良いことだし。

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