playAsiaより届いたので2時間ほど遊んだファーストインプレッション。
Trailer
開発は"Drawn to life"の5TH CELL。今回もあの操り人形のようなオブジェクトのシステムでより自然なモデルになっているような気がします。
二万以上の単語を受け付け、それに対応したオブジェクトを出現させパズルを解いていくというのが骨子。最初は答えを入力して正解ならオブジェクトが出現してクリア、それにいくつかバリエーションが用意されている程度かな、と思っていた。
だがそれは間違い。それぞれのオブジェクトには(たぶん)山のようなパラメータが用意されていて、その相互作用のソリューションが条件を満たすならどんな事をしようがOKという恐ろしい代物だった。。。
しかもオブジェクトはその特徴をしっかりと体現している。ロープはちゃんと柔軟性があり、ものに結ぶことが出来、引っ張れる。高いところに登るには階段、ハシゴ、ジェットパック、ヘリコプターを使う。竜巻はすべてをはじき飛ばし猫はネズミを追いかけ、猫は犬に追いかけられる。池にピラニアがいればそれより大きい肉食の魚を出せばいい。ゾンビを出せば人に襲いかかり襲われた人はゾンビになる。
最近流行の物理演算パズルに実物の性質を加味したと言えば分かりやすいか。
このゲームに対して”解法がいくつも用意されている”と表現するのは間違い。開発側は模範解答をいくつか用意してあるだけ。答えを導き出す計算式は無限。
地獄(HELL)を出したら中から悪魔が出てきて助けなきゃいけない女の子殺された(笑)
毒(POISON)は文字通り毒なので人に与えると死にます。(しかもゆっくりと横たわる)意外とブラックな面もあるのが良いところ。
受け付ける単語はだいぶ柔軟ですが同じものをさす場合も多い。buddy,dude,father,guy,辺りはみんな同じ。逆に単語を入力してどんなものが出てくるのかが楽しい。
単語が曖昧でも似た単語の候補を出してくれます。入力方法は手書きかキーボード。
アドベンチャーゲームによくある”それはできません”が無い。万単位の種類のオブジェクトはいつどこでも呼び出すことが出来る。このストレスフリーな作りは凄い。
”それはできません”それはここでは意味がありません”と言われて”良いからやらせろよ”、”あれをこう使ったって同じ結果出るじゃん!”とゲーム中に思った人は多いと思います。このゲームはやらせてくれますよ(笑)
スコアはPERと呼ばれるオブジェクトの使用個数にクリアまでの時間、その他色々な"MERIT"と呼ばれるボーナス(XBOX360で言うところの実績っぽいもの)が付きます。
例えば"no weapon"とMERTIは武器系を使わなかったら付く。武器による問題解決は比較的容易だけどその分評価は低いというわけ。なのでクリアするだけなら割と楽です。強力なオブジェクトを使って半ば強引に解ける。
解法のバリエーションがよくわかる動画。
Q:屋根の上に登って降りられなくなった猫を女の子の元に帰そう。
自分ははしご(LADDER)を出して登ってねこを捕まえてくるという大変オーソドックスな方法をとったけど、この動画ではネズミでおびき寄せる、エスカレーターで登る、果ては放火魔に家を火を付けさせ逃げ出させるなんていう手段も。柔軟すぎでしょ!
自分が見つけた解法を友達に自慢したくなる。
大変良質であるけどやはり日本人にとっては言語の壁は厚い。入力したくとも英語の名称がわからないことが多い。ぜひ日本語版が出て欲しい。"ドローントゥライフ"が日本版発売されたんだからこっちも可能性あるかな。
TVCM
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