早稲田松竹
「未来世紀ブラジル」と二本立て。
20年ちょっと前のソ連のSFコメディ。二回目。
よく知らないけどSFでコメディだなんてこの当時はこれ以外なかったんじゃないかしら。
ラストシーンしか覚えてなかった。
これでくっきりと頭に刻まれた。クー。
意外といっては失礼か、劇中のギャグが普通に笑える。
そして奇妙なだけに見えた異星人の行動にもちゃんと理屈が(我々からみたらとんちんかんでも)あることが明らかにされていくのに妙になっとく。
自分はこれをロードムービーだと思ってみてました。
ちょっと頑固っぽいおじさんが腹を決めると意外とたくましく生きて行けたり、慣れが早いと思っていた若者がその人生経験の少なさから生活力がなかったり。ここら辺の変化がさりげなく描かれているのがとても面白い。
たぶんこの映画の後継者なんていないんだろうけど、
もし意志を継いだ映画があるのなら観てみたい物です。
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